ヴィンテージランタンの沼からどんどん抜け出せなくなってきている主でございますwww
今回はというとヴィンテージランタンを集めていく中でフュアーハンドやデイツなどなどありますが、FROWOというメーカーも忘れてはいけないひとつです!!
初めて聞く人ももしかしたらいるかもしれませんが、FROWOも長い歴史の中で使われてきたランタンのひとつです。
そして今回はその中でもFROWO Nr.55のオイルランタンをご紹介したいと思います!!
たった2年だけの短い期間だけで作られたランタンなのですがその作りは間違いなくしっかりしたものです。
目次
Fröhlich&Wolter
参考:Frowo info
今ではFROWOというのが一般的ではありますが、FROWOの正式名称は「Fröhlich&Wolter」になります!!
Fröhlich&Wolterは1878年にHermann Fröhlichによって設立された会社になります。
そしてその後「Rudolf Fröhlich」と「Erich Wolter」に引き渡された後、1926年に現在でも知られている「FROWO」と呼ばれるようになりました!
FROWOと呼ばれるようになってから第二次世界大戦など歴史上大変な時代ではありましたがそれによって大きな功績を残せたといっても過言ではありません。
ただ成長を見せてはいましたが競合となるFeuerhand社などの影響もあり、FROWOは1994年にこの世を去ることになりました・・・
そして、そのFROWOの中でも人気のランタンのひとつにあがるのが「Nr.55」のランタンになります!
Frowo Nr.55
今回ご紹介するのはFrowo Nr.55のランタンです!!
早速ですが、このランタンのポイントなどをご紹介したいと思います♪
まず確認しなければいけないところがタンク部分にあるエンボス加工です。
あのFrowoの犬のマークもきちんと入っています!!これがまたいい味出してますよね~
そして結構サビてはいますが、No.55というエンボスがきちんとされています!!
ぼてっとしたグローブが可愛い!
第二次世界大戦中に作られたランタンにしてはかなりランタングローブの大きさが大きいのがこのNr.55の特徴だと思います!!
この時代に作られたランタンはグローブなどはかなり小さく作られているのが特徴なのですが、比較してみるとこのようにかなりぼてっとしてるwww
左が176eで右が今回のFROWOのNr.55なのですがこんなにもグローブのサイズや形が違うのもなかなか面白いですよね!!
でもこれもFROWO Nr.55の可愛いポイントだと思っていますwww
火をともした時に大きく光が見えるのがあの時代背景から反している作りになっているなって思えます!!
そしてもうひとつこのグローブで特徴的なのが、Feuerhandのランタングローブを見ると分かりますが、若干円柱に近い形をしているのが一般的です!
ただFROWOの場合にはグローブと呼ぶにふさわしく「地球」のように丸い形をしているのも面白いなと思います。
火をいれたときも気持ち明るさが大きくなっているようにも思えます。
これもまた美しいランタンのひとつであることは間違いなさそうです!!
ハンドルにもこだわりがある!
Frowoのランタンを見ていてこれはいいな~こだわってるな~っていうところがハンドルだと思います!!
というのも他のバーナーハンドルを見るとそこまでこだわった作りをしていないのがよく見る形です
これはDITMARのハンドルなのですがそこまでの装飾というかハンドル自体簡易的にできているのが一般的なような気がします。
ですがFrowoのNr.55の場合はそこまでゴリゴリの装飾というわけではありませんが、他のランタンに比べるとこだわりが入っているポイントだと思います!!
これがまたいい味のあるデザインなんですよね♪シンプルなんだけどこだわりの効いているデザインとなっています!!
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キャップにも拘りのあるデザイン!
ハンドルに続いてキャンプの方に移ると同じような更に菊の花のようなデザインが施されています!!
これもまた可愛いデザインですよね♪
フュアーハンドとかだとその会社のロゴが入っていますが、Frowoだけはロゴなのか菊の花のデザインなのか分かりませんが可愛らしいデザインとなっています!!
ただ恐らく、Frowoのロゴは犬がランタンを加えているマークが有名でそのランタンから光が出ている効果が表現されています。
恐らくこのキャップのマークにしろハンドルのマークにしても光を放っているような意味があるのかもしれません!!
シリンダーハンドルも使いやすい!
このランタン他のランタンの中でも一番変わっていたのがシリンダーハンドルが右にあってしかも内側に入っているというポイント!!
他のランタンのほとんどがシリンダーハンドルが左側にあるのがほとんどだと思います!!
フュアーハンドの176eを例にしてみても左側にシリンダーハンドルがあってしかも外側についています。
変わってFrowo Nr.55の場合は右側についていてしかも内側にあるんですよね!!
これどういう意味で右にあるのかは分かりませんが、右利きの人には非常に使いやすい!!
しかもこのシリンダーハンドルの構造が他のランタンと比べてただノッチ(切り欠き部)があるだけじゃなくて、ハンドルがとにかく下げる動作がなめらかなんです!!
ノッチまでの間に曲線がついているのも大きな理由なのかもしれませんが、ほんとに使う側の立場をよく理解して作られている構造です。
また下げた後もしっかりと切り欠き部にはまっているので勝手に戻ることもありません。
恐らくヴィンテージランタンの中では断トツでシリンダーハンドルの上げ下げが滑らかで良い出来です!!
あの時代でここまで作りこんでいたというのが凄く分かるランタンです!!
デザインがとにかく可愛い!
Frowo Nr.55を欲しいと思ったのはいくつか理由はありますが、やっぱり他のランタンと違って全体的なデザインや形、そして細部にまでこだわって出来た造形美です。
先ほどハンドルやキャップについて細かいデザインが施されているところもご紹介しましたが、もうひとつ見て頂きたいポイントがあります!!
それは支柱にあります!!
普通のランタンの支柱って特になにかデザインが施されているということはほとんどありませんが、Frowoの場合横と縦にエンボスのラインがついているんです!!
横に3本、縦に1本とエンボスラインが入っているのが分かります。これみなさんがご自宅にあるランタンの支柱と比べてみてもらいたいんですが、縦に数本入っているぐらいじゃないですか??
もしかするとブラケットをつけるポイントという考えもあるかもしれませんが(ブラケットとは自転車などに取り付ける金具)おそらくこれはデザイン要素の方が高いのかと思います。
そしてもう一つ見た目が真四角に近いランタンなので見た目が凄く可愛い!!
この写真を見てもらうと分かると思いますが、左が一般的なフュアーハンドの276(ジンク)で右が今回のFrowoになりますが、フュアーハンドに比べてFrowoが真四角に近い形だと思いませんか??
ランタンのほとんどが長方形の形で作られているものがほとんどですが、Frowoの場合だと真四角に近いので全体的なデザインがとてもコンパクトで可愛く見えるんですよね♪
あまり真四角に近いランタンというのは珍しいので、これだけでもこのランタンを持っていて良かったなと思うポイントになります!!
それになんといっても形がきれいに収まっていると見た目が良く見えますよね!www
シンプルだけど完璧に計算された個性のあるランタンなので、他の人とランタンがかぶりたくないという方にはおすすめだと思います!!
まとめ
いかがでしたでしょうか??
今回はFrowoのNr.55をご紹介させていただきましたが、今後も新しいランタンを購入次第ご紹介していきたいと思います!!
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