ついに僕も薪ストーブデビューをなんとか飾ることが出来ました♪
正直頭っから大きなこと言ってしまいますが、今灯油ストーブと薪ストーブどちらを買うか迷っているのであれば・・・
絶対に背伸びをしてでも「薪ストーブ」をおすすめします!!!
僕の場合もともとかなり寒がりということもありますが、灯油ストーブとは桁外れの暖房効果が薪ストーブにはありました!!
それにいつもとは違ったキャンプを薪ストーブで楽しむことが出来ます!!これ本当に騙されたと思って一度体験してほしいぐらいキャンプの世界感が変わりますよ♪
ということで今回は薪ストーブの中でも有名で間違いのない商品である「G-stove」をご紹介したいと思います。
使ってみて分かった良い点と注意点、そして購入前にも一度読んで頂きたいと思います!!
G-stoveの大きな特徴
まずは「G-stove」がキャンプに持っていくポータブル薪ストーブとしてどんな特徴があるのかご紹介したいと思います!!
【特徴1】ノルウェーに本社を置くメーカー!
ノルウェーは雄大な大自然が有名な国でオーロラが見られることでも有名です!!
そんな過酷な寒さの中でも対応することができる薪ストーブを作っているのだから日本の冬の環境であれば十分にその効果を発揮してくれます!!
また北欧らしい無駄な機能をそぎ落として、必要な機能だけをスタイリッシュにシンプルにデザインされているのも「G-stove」の素晴らしい所です。
【特徴2】丈夫で錆びにくい素材!
薪ストーブで言えば鉄素材なのかステンレス素材の2種類ありますが間違いなくステンレス素材のものをおすすめします!!
鉄素材の薪ストーブの場合、素材的にとても錆びやすくなるためそれを防ぐために錆止め剤などをスプレーする必要などがありとても面倒にはなりますが、熱電度率が良いというメリットがあります。
自宅内などで薪ストーブを使うということであれば鉄が良いのが言うまでもありませんが・・・
ただやはり使うのはキャンプ!!外という過酷な環境下でつかうのであればやっぱりメンテナンスが楽な方が間違いなく苦労しません!!
ステンレス素材は熱電度率が中間ぐらいで錆びにくいというのが大きな特徴と鉄よりも重量が軽くなるので持ち運びにも大きなメリットがります!
よってステンレス素材がキャンプで使う薪ストーブにはとても適しているというのが分かります。
また鉄素材と違って本体が冷えるまでに時間が約20分と早く冷ますことができるので朝に使ってすぐに撤収させることも大きなポイントとなります。
ステンレス素材だから!
・錆にくく、鉄よりもメンテナンスの必要がない!
・重量も重くはないので簡単に運べる!
・本体は約20分ほどで冷えるので撤収もすぐできる!
【特徴3】燃焼効率が抜群に良い!
薪ストーブには本体の横から煙突が出ているタイプと真上に出ているタイプの2種類あります!!
「G-stove」の場合は真上に向かって煙突を作るようになるのでとっても燃焼孤立が良く薪が燃えやすくなっています。
またこれはロストルが底辺からあるていどの高さがあるというのも大きいポイントです!!
なので着火剤に関しても1個もしくは松ぼっくりだけでもしっかりと薪に火を着けることが可能なんです。
着火剤を使うのであればロストルの下から火を着けた着火剤をそのままスクレーパーで奥に押し込んだらOKです!!
燃焼効率が良いと!
・テントの中をすぐに温めることができる!
・着火がしやすいので手間いらず!
【特徴4】煙突が全部中に収納できる!
薪ストーブ使うのはいいけど煙突が何本もあると持ち運びに不便なんじゃない?って思っているかもしれませんが!!
なんとこの煙突は全部本体の中に収納することができるんです!!
入れられる本数としては合計で7本までは全部収納することが可能です!!
あとはスクレーパーも一緒に入れることができるのでほとんどこの本体の中に一式全部収納することができるので持ち運びにもとっても便利なのです。
実際にはこれだけの内容物を本体に収納することができます!
収納力が高いことで!
・煙突がまとめられると荷物が減って後片付けも楽ちん!
・ロストルは別にしないと7本入りません!
【特徴5】サイズは2種類から選べる!
G-stoveのHeat Viewには2種類のストーブがあります!!
大きな違いとしてはサイズの大きさはもちろんですが、標準で入っている煙突の長さも異なってきます。
どちらを選んだらいいのか迷ったときには使用するテントの高さから選ぶのが良いと思っています!!もしティピーテントのように高さがあるタイプであれば間違いなくXLを選んだ方が良いです。
ドーム型テントで直立できないタイプであれば小さいサイズで十分です。
【Heat View】
【Heat View XL】
Heat View XL(大) | Heat View(小) | |
奥行 | 50cm | 38cm |
横幅 | 22cm | 22cm |
高さ(煙突含む) | 29cm | 24cm |
重量 | 11.3kg | 9.4kg |
煙突(標準) | 46.5cm | 36.5cm |
サイズに関して言えば奥行きと高さが若干異なるぐらいで横幅に関しては同じサイズとなっています!!
ただ煙突が標準で入っている長さが異なるため高さのあるテントを持っている場合には状況によって延長煙突を数本買い足す必要があります。
煙突の長さについては後程ご紹介します!!
ちなみに僕が今回購入してご紹介しているのはXLサイズになります♪
サイズによる違い!
・奥行きと高さのサイズが異なる!
・標準で入っている煙突の長さが異なる!
・暖房効果も変わってくる!
【特徴6】空気口が3段階で調節できる!
空気の調整は薪ストーブでは超重要な要素です!!
G-stoveの場合は取っ手を回して微調整することができるのですが、大きく分けると3段階で調整することができます!!
【1段階】
【2段階】
【3段階】
もちろんですがこの1~3段階に移動する途中で微調整は全然できます!!
この空気を少なくしたり多くしたりすることで長く燃やしたり一気に燃やしたりの調節ができます。これで温度を上げたり保温させたりすることが可能になるので超重要な役割をもっているんです!!
【特徴7】薪スト調理は一石二鳥!
薪ストーブは暖房としての役割もありますが、合わせてそのうえで調理することができるというのも薪ストーブを使う大きなメリットです!!
実際に僕が言ったときにはタークの26cmサイズでステーキを焼きました!!
またそのもう一段上でもお湯を沸かして置いたりすることもできるので可能であればXLサイズを買っておくと調理もしやすくなります!!
やっぱり大は小を兼ねるというのは本当だったのかもwww
【特徴8】組み立てが簡単!
薪ストーブは煙突を組み立てるのはもちろんですが、本体の脚を伸ばしておく必要があります!!
組み立て方は簡単で足を左右に伸ばしてピンを穴に通します。
これで完成です!!
オプションパーツで足をさらに高くするものがありますが、今のところ必要ないと僕は思っています。またそのオプションパーツを使う場合には上記の流れ以外にもネジを一旦とって標準の脚を取る必要があるので結構面倒です。
なので今のところ買い足す予定はありません。
【特徴9】お掃除が簡単に出来る!
薪ストーブにはやっぱりすすなどがガラスについてしまったり、ある程度掃除をしなくてはいけません。
特にドア部分のガラスの掃除はちょっと面倒なもの・・・
それでもG-stoveの場合ドアが取り外すことができるので、窓を拭いたり、吸気口の場所をそうじしたりと簡単にできますよ
こういった気配りがされているのも長くつける所以なのかもしれません!!
【特徴10】めちゃくちゃ暖かい!
薪ストーブと灯油ストーブのどちらを買おうか迷っているのであれば間違いなく背伸びをしてでも薪ストーブをおすすめします!!
僕の場合とくに寒がりで灯油ストーブを使っていた時にはテント内でも寒くてブルブルしていましたが、
薪ストーブに変えたときにはテント内がちょっと暑いかなというぐらい暖かかったのを覚えています!
実際に温度計を見ていましたが、外気がマイナス2℃だったのに対してテント内は18~20℃前後だったのを覚えていますwww
今後は灯油ストーブではなく薪ストーブ一本で冬キャンプは楽しもうと思いました♪
煙突の長さの計算方法!と注意点!
テントに合わせて煙突の長さを事前に計算しておくのは鉄則です!!
実際に初火入れの時に煙突が足りなかったなんてことはよくあることみたいなので気を付けましょう・・・www
ただ注意しなくてはいけないのが先ほどXLの煙突の長さが標準で46.5cmと記載し、これはどのショッピングサイトでも同じことが書かれているのですが・・・
この(長さ×本数)で高さを計算してはいけません!!(46.5センチ×5本=232.5cm)←これは間違い!!
この計算方法は実際には間違っています・・・というか実際の長さは異なります!!
なぜなら煙突には接続したときに重なる部分があるのでこの部分を引いた状態で計算しなければいけません!!
煙突は一本当たりで計算すると(マイナス2.75cm)で計算をしてください!!
【46.5cmの煙突の場合】
46.5cm(煙突の長さ)×5(本数)=232.5cm、ここから煙突本数分の(5本×2.75cm)=13.75cmを引くと・・・
232.5cm-13.75=218.25cmになります!!
ということで実際にある長さだけで計算してはダメっていうことなのです!!
これは実際に小サイズの36.5cm煙突でも同じ分の長さを引いて計算をしてください!!
合わせて買っておきたい物
ストーブ本体を購入したらその時に合わせて揃えて置いた方が良いオプションパーツがあります!!
それはやっぱりテントに火の粉が飛んで穴を開けないようにしておく対策です!これは絶対にやっておかないと大切なテントに簡単に穴が開いてしまいます・・・
それ以外にも後片付けが楽になるアイテムもあるので合わせてご紹介したいと思います♪
【スパークアレスター】
これは煙突の天辺に付ける煙突になります!!
ここから火の粉が多く飛んでいくことがあるのですが、網目状になっていることでその火の粉を外に飛ばすことを軽減してくれます。
実際にこのようになります
これをつけておくことでテントに火の粉が飛んで穴が開くことを防げるので絶対に買っておきましょう!!
【メッシュテントプロテクター】
このメッシュテントプロテクターは煙突がテントの布に接触しないようにするためのプロテクターです!!
そのまま熱い煙突がテントに触れてしまうと溶けてしまったり、最悪の場合は燃えてしまうことがあるのでこちらも絶対に用意しておきましょう。
メッシュテントプロテクターには標準サイズとロングサイズがありますが、テントの様々な仕様に適応できるようにロングを購入しておくことをおすすめします!!
僕の場合心配症なのでこのプロテクターに更に耐熱布を巻いています!!
これを巻くことで万が一メッシュテントプロテクターが熱くなったとしてもこの耐熱布が守ってくれるのでテントが溶けたり燃えたりすることはありません!!
メッシュだったテントガードが耐熱布を巻くことでこのようになります!!
布自体はこのようにステンレスの止めるものが一緒に入っているのでこちらで止めておきます!!
耐熱布を巻くときの注意点
① 耐熱布を巻くときは必ず付属の手袋をしてやりましょう!(繊維が皮膚に刺さって痛くなります)
② 布を濡らしてからの方が巻きやすくなります!
③ 巻き終わったら付属のステンレースケーブルで縛っておきましょう!(中には接着剤でやっている方もいます)
【KURE5-56(防錆潤滑油)】
今間で焼き付き防止剤(上記画像のもの)を使っていましたが、現在では火災の危険性もあるということでこちらはやめることにしました。
すぐに使ったら火災になるということではないようですが、長く使うことで焼き付き防止剤が煙突内で固まってそれが火災の原因になるということみたいです。
なので推奨されているのが防錆潤滑油を使い終わった煙突に隙間からシューっとスプレーすることです。
実際に僕も使い終わったらスプレーするだけなのでとっても簡単です!!
今まで焼き付き防止剤の場合手で一本一本塗っていましたがその手間もなくなったので結果的には火災も防げて手間も省けるので一石二鳥です!!
【火けし壺】
これは薪ストーブ内にたまった灰を入れて、灰捨て場に持っていくときに非常に便利です!!
標準の高さでもこのように灰を集めて入れることができます
また万が一キャンプ場で灰を捨てることができなかった場合でも、この火けし壺の場合蓋をロストルでロックすることでこぼすことはありません!
なので持ち上げてもこのように中の灰をこぼすことはありません(若干の隙間はあります)
これがあることで車の中で灰がこぼれてしまうこともないです!!
【温度計】
薪ストーブをベストな状態の温度なのかが見て分かるのがこちらの温度計!!
細かい温度まではわかりませんが(特に知る必要はなし)今の薪ストーブ本体が熱すぎなのかが一目で分かるようになります!!
これによって空気口を開けたり閉めたりをします!あとは薪が足りなくなってくると温度が下がってくるので継ぎ足しの目安にもしやすいです♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
薪ストーブはとっても暖かくて、灯油ストーブよりも若干の手間はありますが間違いなく快適なキャンプにしてくれます!!
是非一度迷っているのであれば買った方がいいと思いますよ♪