ついに軍幕に手を出してしまった・・・
ここだけはノーマークでいたけどやっぱり気になってしまい、ものは試しだということでフルセットをかき集めまくって実際にやってみました!!
どこからそんなきっかけを作られていたのかと思ったけどやっぱり昔に見たことがあったスタンドバイミー(あれはそもそもキャンプじゃないけど)とか戦争映画とか!!
最近だとTwitterの中でも結構軍幕を使われている方やこれから挑戦するぞっという方も多くなってきていると思います!!
話は戻って軍幕の中でもUSやフランスなど各国の軍幕があるけれども、どうしてもテントはある程度の広さが欲しかったので今回は「東ドイツ軍」の軍幕を購入することにしました!!
しかもなんとソロでは超ゆったりスペースを確保できる6枚張りに挑戦してみました!!
それでは東ドイツ軍の軍幕6枚張りについてご紹介したいと思います♪
軍幕を使う前の準備
今回は東ドイツ軍の軍幕を購入しましたが、別に東ドイツ軍でなかったとしても軍幕を使う前に下準備があるのであらかじめやっておいた方が良いです!!
それは軍幕はそもそも正方形の1枚の布を繋ぎ合わせて使うテントになるので連結を事前にしておかないと後で大変なことになります。
この軍幕の生地にはボタンが四方についているのでこれを、設営したい形に合わせてボタンを付けていくようになります。
なぜかというとやっぱりテントとして使える布生地なのでまず分厚く、生地が硬くなっているのでとにかく留めずらい・・・
途中から指が真っ赤になって超痛くなるので、もしご自宅に細い工具などがあればそれを使ってボタンを入れる布をきちんと広げてボタンを出す引き出すようにした方がいいと思います!
最終的に6枚すべて連結させますが、出入り口のところだけトップ以外の左右は留めずにしておくとこのようにレインドロップになるので非常に便利です!!
注意ポイント
・事前にボタンは留めて生地を連結させておきましょう!
・レインドロップのところはボタンを外しておくか、ジッパー加工をしておくと便利だと思います!
なぜ軍幕6枚張りにしたのか?
ここで通常のソロキャンプだと軍幕4枚張りでもいいんじゃない??なんで6枚にしたの??っと思われるかもしれないのでご説明しておきますと・・・
軍幕の4枚って本当に結構狭いんです!!なのでクーラーボックスとかその他ランタンなどを外に置いておくと防犯対策としてもそうですが、あまり雨にも当てたくないというのがあったからです!!
注意ポイント
最近ではキャンプ場内での盗難事件がSNS上でもよく見かけますので、十分に注意する必要があります!
なのである程度荷物を安全に保管させるスペースがほしいということで軍幕の6枚を購入するに至りました!
使ってみた分かったことはコットを使用するとなると4枚だとサイズ的に左右の布にあたってしまうので6枚の方が無難だと思いました。
あとは通常軍幕を使っていなくてそれなりに道具が多いもしくは大きいクーラーボックスを使う場合は6枚あるとしっかりと中にものを収納することができるのでおすすめです!
ただ今回は雨が降る予報がなく、キャンプ場から離れることもなかったのですべて外に出した状態でキャンプをしていました!!
6枚張りはこんな方におすすめ
- キャンプにもしっかりと防犯対策をしたい!
- レインドロップがほしい!
- ある程度広さのある軍幕がほしい!
ポールも本格的に揃えてみよう!
今回軍幕を使うにあたってやっぱりポールもヴィンテージ物の方が雰囲気がでるだろうと思って本格的に用意することにしました!
こちらが東ドイツ軍のヴィンテージのポールになります!
ポール自体は木製で出来ているのでそれなりに重さはあります。
1セットで10本入っていて専用ペグも付いていたのでこちらをヤフオクで購入しました!
まずこのポールですが何本必要なのかは何枚張りにするかで変わってきます。あとは、高さの好みでも変わってきますが僕が今回試してみて良かったのは4本継ぎの高さになります!!
4本継ぎが丁度良かった!
ちなみに4本つなげるとどのぐらいの高さになるのか?というところですが4本だと約140cmほどになります!!
【ポール本数による高さ】
1本 | 38.5cm |
2本継ぎ | 72.5cm |
3本継ぎ | 106.5cm |
4本継ぎ | 140.5cm |
最初は何本継ぎが良いのか試したところ布の大きさと広さを考えると4本継ぎが一番テントが美しく見えて綺麗に張れるということが分かりました!
逆にこれが5本継ぎとかになると室内が狭くなり、形がかなり悪くなります!
若干高さがないのは軍幕ならではの良さではあるのでここを外せないということであれば、軍幕は難しいかもしれません。
ポールの使い方
さすがにヴィンテージポールなので現式的な方法でつなげていくようになります。
昔小学生の頃にロケット鉛筆っていう文房具があったのを覚えていますか??それとすごく似ていてただただお尻に差し込んで連結していくだけです!!
① 連結できるお尻の方に突起の差込口があるのでそこにはまるように調整して、グイっと奥に押し込みます。
② 続いて差し込んだだけだと簡単に抜けてしまうので右側の溝に回転させるように突起を移動させることでロックされます!!
右に回転させてロックをする!!
でもここはご愛嬌ということで許してあげましょう!!
これを使用する本数分だけつなげて(今回は4本継ぎ)どんどん作っていきます。
ポールは何本必要なのか?
ちなみにこれは何本のポールが必要なのかというと、6枚張りの場合には左右に1本ずつと、中央に1本でテント内だけで3セット(4本継ぎで1セットとして)が必要になるので計12本。
そしてレインドロップの為に2セット必要になるのでここで8本。レインドロップとはこのような出入り口を上に上げることで雨がテント内に入らないようにする役割のことです!
トータルで6枚張りの場合には20本が少なくとも必要になるということになります!!
メモ
・6枚張りでレインドロップを作りたい場合には合計20本は必要!
・ポールは4本継ぎ(約140cm)が一番幕の大きさとマッチしているのでおすすめ!
専用ケースを買うと便利!?
軍幕の場合専用のケースというものがありません。そして専用ポールには10本入る専用の袋がついていますがすごく簡易的でちょっと物足りない感じです・・・
しかも今回は6枚張りで計20本使っているのでこの袋が2つあることになるため持ち運びには非常に不便でしたので、軍幕専用のケースがないのかと調べてみるとインスタグラムで個人で製作販売されている方を見つけてしまいました!!
この投稿をInstagramで見る
気になって早速連絡をとってみるとすごく丁寧に仕様を教えて頂きました!!
早速届いたケースを見てみるとものすごく丁寧に作りこまれていてとても頑丈なつくりになっていました!!
今回は僕が東ドイツ軍の軍幕ということで同じ東ドイツ軍の生地を使って作っていただけました♪
実際にポールを入れてみると20本のポールがすっぽりと余裕で入りました!!
また底の部分も破れにくい生地が使われていてしっかりとしていました!
ハンドルが底の部分にも付いていて、生地も分厚く大きさもそれなりにあるので持ちやすかったです!!
また袋の口となる部分にも絞りが付いているので見栄えもよくなりますし、なによりこの絞りを留める金具もおしゃれなものでした♪
今回は軍幕用のポールを入れていますが、幕自体も4枚までは収納可能のようです!!
また@purusan263さんはその他にもたくさん自作のケースなどを作られているので一度チェックしてみるといいと思います!!
この投稿をInstagramで見る
ヴィンテージランタンとの相性が最高!
今回軍幕に手を出した最大の理由は大好きなヴィンテージランタンが絶対に映えるだろうという理由からでした!!
それ以外にも無骨スタイルにも憧れていたというのもありましたが・・・
昼間に設営をしたときには軍幕はこんなものか・・・っと思っていましたが夜になるとその顔が一気に変わりました!!
この時はまだ完全に日が落ちてはいませんでしたが暗くなってくるとランタンとのコラボレーションは最高潮に!!
ランタンもそうだけど焚き火との相性も軍幕は最高だと思いました!!無骨には程遠かったけど間違いなく雰囲気は抜群に良かったです!!
軍幕は基本的にロースタイルの物が必須となってきます(高さが140cmのため)がそれがまた良かったです!
そしてやっぱり焚き火の雰囲気もいつもより違ったように感じました・・・
これだけ雰囲気のある焚き火他にあったかしら??っと思うぐらい昔のヴィンテージ感を味わい贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
今まで軍幕を使ったことがない方や、これから使ってみようという方には一度体験してみてほしいと思います!
軍幕はキャンプのジャンルの中でも全く違う一面を持っているスタイルだなと思いました!!
軍幕 まとめ
いかがでしたでしょうか??
今回は東ドイツ軍の6枚張りでキャンプ場に特攻してきましたがとてもいい時間と経験が出来たと思っています!!
是非一度あなたも軍幕キャンプを体験してみてはいかがでしょうか??