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【J.C GIESSING】鉄道で使われた面白い仕掛けのあるランタン!

 

皆さんは「J.C. GIESSING NÜRNBERG」というランタンをご存知でしょうか?

なかなか珍しいランタンなのですが、ランタンに面白いギミックが施されているランタンなんです!

 

以前にFeuerhand Nr.201をご紹介したことがあるのですが、そちらも「J.C. GIESSING NÜRNBERG」(ギーシングニュルンベルク)というランタンのひとつです!

もしよかったらこちらの記事も読んでみてください。

【Feuerhand Nr.201】雰囲気が抜群にアップする至高ランタン!

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見た目は凄くシンプルな作りではありますが、個性のあるギミックがあるんです!

それは後程ご紹介しますが、ここ最近の中でも一番気に入っているランタンと言っても過言ではないぐらいカッコイイ!

 

どのランタンも好きだけどこの飽きの来ないデザインが凄く好き♪

 

それでは今回も「J.C. GIESSING NÜRNBERG」(ギーシングニュルンベルク)の世界をご紹介したいと思います!

 

 

 

J.C. GIESSING NÜRNBERG

 

こちらは以前にご紹介しましたFeuerhand Nr.201のギーシングニュルンベルクから販売されていたランタンのロゴです!

 

凄くカッコイイですよね!他にもロゴはありますが、上記のは列車用の特別なデザインになっています。

 

 

簡単にですが「J.C. GIESSING NÜRNBERG」(ギーシングニュルンベルク)についてご紹介しておきたいと思います。

 

J.C. GIESSING NÜRNBERG」について

・1930年頃「J.C. GIESSING NÜRNBERG」はランタンの生産会社でもあり、ランタンディーラーでもあり、ドイツの鉄道会社のサプライヤーとして活動していた会社になります。Nr.201も今回のランタンもそうですが、鉄道会社に販売していたランタンなので変わった形とギミックがあります!

 

鉄道会社だからこそ個性的なデザインが凄くたまりません!

 

 

レイルロードランタンとかもそうですが、鉄道会社で使われているランタンは個性的で歴史的背景を感じやすいランタンです。

 

REICHS-BAHN Ⅳ

 

今回ご紹介したいのが「J.C. GIESSING NÜRNBERG」の「REICHS-BAHN Ⅳ」という種類のランタンです!

 

これはいくつか年号の種類があるようですが僕がもっているのは1932年の7月だと思われます。このタンクに書かれている刻印で分かります。他にも別の数字が書かれている刻印も見たことがある・・・

 

 

最初は生産個数だと思ったけどそれはどうも考えにくいので生産年月が濃厚です!しかも何かの節目に作られている・・・

 

1932年7月はドイツにとって大きな歴史的な出来事があった!

それはヒトラー率いる国会社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)が国会議席の第一党となった大躍進を収めたドイツ国会選挙の時です!

 

この1932年7月以外にも1939年という刻印だけのもあるようです。

詳細についてはどうも不明点が多いです・・・

 

ただ1939年のあるランタンではその年にチェコスロバキア部隊の敗北やポーランド侵攻があったとされていますのでやはり歴史的背景の記念日として作られていたのでしょう!

 

もしかするとそれを記念として作られたレアなランタンなのかもしれない!!

 

それであるとするとかなり理由としては条件がそろった刻印となる!こうやって推測を立てながら歴史を掘り下げていくのは楽しいです♪

 

スペック

サイズ 高さ:38.5cm タンク直径:11cm
種類 ホットブラストランタン
5分芯
年代 1932年頃

 

先ほどご紹介したFeuerhand Nr.201の場合高さはほとんど同じですが4分芯と今回の「REICHS-BAHN Ⅳ」のランタンの方が5分芯なので明るさは上です!

 

Nr.201のランタンは電車の車両内で使われていたランタンなので4分芯で十分な明るさだったと思われます。

 

では今回の「REICHS-BAHN Ⅳ」は何で使われていたのかと言うと別名「スイッチランタン」と呼ばれていて、鉄道員が外で使うためのランタンだったことです!

 

参考:Lovelandlantern

 

また別にあるパーツをかぶせて使っていたようなので、前方を照らすハンドランタンとして、または信号としても使っていたようです!

 

未だこの完全体のランタンを見たことがないんだよな~(汗)

 

面白いギミックがある!

 

このランタンには他のランタンにはないギミックがあります!

それは火を付ける時にあるんです!

 

通常一般的なランタンはグローブリフターと呼ばれる、レバーを使ってグローブを上に浮かせてその間から火を付けるものが多いと思います。

 

 

こんな感じで上にグローブが上がることで隙間ができてそこから火をつけるというものです。

 

ただ今回の「REICHS-BAHN Ⅳ」の場合はグローブリフターを使わずに火を付けることが出来るんです!

それはこのグローブの下にあるトレイにレバーが付いていてそこをスライドさせて開けることができるからです!

 

 

この仕掛けが凄く面白くて凄く使いやすい!マッチライトという穴になります!

 

なんで他のランタンもこのメカニズムを使わないのかは不明ですが、このスライドさせて開けられることで簡単に火を入れることができます!

 

 

なのでほとんどというか全くグローブを外したり動かしたりする機会は全くありません。

これがあることでグローブにかかるストレスが減るので非常に合理的なギミックです。

 

渋い雰囲気が最高!

 

このランタンは他のヴィンテージランタンよりもより渋さを感じるなと僕は思います!

他のランタンと違ってこのタンクのコッパー色もかなりいい感じに雰囲気を醸し出してくれます!

 

 

今までにないような形のグローブもその雰囲気に一役かっているようにも感じますね!

 

 

めちゃくちゃ美しい…言葉が出ませんね…

 

ランタン以外にもこんな感じにキャンプ道具と写真を撮るとまたいい感じにその時代の明かりをともしてくれます。

 

 

こちらはヘレナイフのテマガミCAと一緒に撮ってみましたがこれもまた絵になって良いですよね!

雰囲気的にウィスキーとか飲みながら眺めていたくなるようなランタンです。

 

 

焚火とセットだと少し哀愁を感じますね…これは黄昏たくなるランタンだ…

 

「REICHS-BAHN Ⅳ」まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回はギーシングニュルンベルクの「REICHS-BAHN Ⅳ」をご紹介しました!

凄く雰囲気があるランタンで見ているだけでいろいろな歴史を感じることがランタンです!

 

是非宜しかったらよりギーシングニュルンベルクの事について書いていますこちらの記事も読んでみてください!

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