キャンプギア(Main) ヴィンテージランタン

【Feuerhand Nr.176e】リフレクター付きが神レベルで無骨だった!

 

 

今回はマッシュルームヘッド大好きな方なら絶対に集めたいランタンのひとつである、フュアーハンドのNr176・・・通称176eについてご紹介したいと思います!!

 

この時をめちゃくちゃ待っていましたwww

 

というのもここ最近のビンテージランタンの需要はどんどん高まっていて、人気ランタンに限っては本当に玉数がどんどん少なくなっています!

 

これは別に日本に限っての話ではなく、ドイツやアメリカなど世界的にランタンの需要が高まっているのだそうです。

 

ここ最近だと中国とか台湾もキャンプブームでヴィンテージランタンの需要が高まっているようですね…

 

ただ今回手に入れることが出来たのは本当に幸運でした!

なんと176eでもオリジナルペイントがそのままの状態で錆も少なく、さらにリフレクター付きだということです!!

 

ここまで状態が良いビンテージランタンは久しぶりでしたね♪

 

ということで皆さんにも最高の状態で176eのご紹介が出来ていると思っています!!

 

 

 

Feuerhand Nr.176e レビュー

ヴィンテージランタンはそのランタンの歴史を知るともっと楽しくなってくるのは好きな方ならご存知だと思います!

 

ということでまずはNr.176eの歴史についてご紹介したいと思います♪

 

まずFeuerhandの176eは第二次世界大戦の初めに開発されたランタンになります。

 

とくに176シリーズは多くの種類があって戦争初期・戦時中・戦後という流れでランタンの形とその需要を変化させていきました!!

 

まずこの176eで代表的なのがマッシュルームヘッドです!

以前にDITMARのNr.805をご紹介したときにはマッシュームヘッドに穴が開いている仕様でした。

 

 

しかし今回の176eは完全にその穴がありません。

 

 

これは戦時中ということもあり、もちろんですが風から火を守るためもありますが、なによりも光を極力漏らさないというのが戦時中での鉄則となっています!!

 

特に戦時中は上に光を漏らすのは死活問題だったからね!

 

なのでマッシュルームヘッドに穴が開いていないということになります。

 

それぐらい戦時中に明かりを漏らすというのは敵に自分の居場所を知らせることになるのでこの点はとくにシビアになっていたようです!

 

176eとは一度離れてしまいますが、その後改良されて176luというさらに光を漏らさないタイプも生まれています。(第二次世界大戦真っただ中)

 

参考:The Loveland lantern collection

 

このタイプだと完全に上から光を漏らすことなく必要最低限の明かりだけとなります!

これもまた今ではかなり高騰しているランタンのひとつにもなっています!

 

そしてここから戦後に移るとまた形が様変わりします!

 

参考:The Loveland lantern collection

 

戦後になってからは光を絞るということの必要性がなくなります!

そしてこのタイプは皆さん一度は聞いたことがあるかもしれませんが「stk」と呼ばれるタイプです!

 

stkとは「ストームキャップ」の略称のことで、より風から炎を守ることができます!

 

ドイツ語ではキャップじゃなくて「カッペ」と呼んでいるね!こっちの方で呼んでいる人が多い印象があります!

 

176シリーズはその他にもたくさんの種類があり、フュアーハンドの中でも多くの種類が発明されたランタンと言っても良いと思います。

 

176eを実戦投入してみた!

 

あまり歴史の話をしていてもつまらないので早速ですが176eを実戦に持って行ってきました!

 

まずどストレートに言ってこのオリジナルのミリタリーペイントカッコよすぎませんか????

 

やっぱりキャンプにミリタリーっぽさのあるデザインやペイントは映えます!

 

 

そして次にやっぱりここは押さえておきたいのが、マッシュルームヘッドですよね!!

 

 

凡そ今から80年も前に作られたランタンなのにここまで綺麗に保存されていたのにはびっくりです!!

 

DITMARのマッシュルームヘッドも大好きですがやっぱりこの穴の開いていないツルピカのマッシュルームヘッドも大好きです。www

 

おっと!忘れていましたがこれがきちんとNr.176だという証拠も載せておきます!

 

 

タンクにきちんとNr.176というエンボス加工がされています!

そして裏面にはFeuerhand製だというエンボス加工もしっかりとされています!

 

 

 

サイズについて

次に大きさになりますが、比較画像になるかどうかわかりませんが左からコールマンの252a・176e・276・atom75と並べてみました。

 

若干奥行き感もあったりしますが大体こんな感じです!

 

 

276よりも176eはあたま一つ分ぐらい小さくとても使い勝手には最適なサイズだと僕の中では思っています!

 

明るさも十分にあって持ち運びも容易となると176eはキャンプにとって間違いなく必須アイテムになってくるでしょう!

 

そして今回特にこの176eを手に入れて良かったと思うのがリフレクター付きだったというところです♪

 

 

まずグローブを真正面から見るときちんと印刷も残っていて感動しました!!(話が逸れてきているwww)

 

話をもどしてリフレクターですが、後ろから見るとこんな感じです!

 

 

ふむ!完全に光を後ろに漏らさない完璧な作りとなっています!

 

このリフレクターはグローブの形状に合わせて被せてあるだけなので取り外しも簡単にできるようになっています。

 

このリフレクターだけ購入売ってるのかな??っと思う方もいらっしゃるかと思いますが、実際にはオークションなどで販売はされていますがかなり高値となっています!

 

それだけこのリフレクター付きは高額になりやすい貴重なランタンだということですね!

 

この明かりは世界遺産!?

もはやヴィンテージランタンって世界遺産登録してもおかしくないんじゃないかな??

 

だってこれだけ厳しい時代を乗り越えてきた生き残った奇跡のランタンなのだから!www

 

ということで実際に176eにもう一度時を戻して火をともしてみました!

 

 

すばらしい・・・・この言葉一言に尽きます・・・

リフレクターがあるおかげで後ろには完全に光を漏らしていません。

 

かえってリフレクターなしのatom75が後ろにありますが、背後に明かりが漏れているのがわかります!

 

別に戦時中じゃないから漏れてもいいんだけどさ!そういうことじゃないんだよwwwロマンなんだよwww

 

リフレクターは無駄に周りに明かりを漏らさず必要なところだけに集中して明かりを届けることができるので僕の中では本当にいいアイテムだと思っています。

 

せっかくなのでAtom75と176e、そして夜空に浮かぶ月をバックに撮ってみました。

 

 

この組み合わせ最高です!!

やっぱり176eは本当に買って良かったと思っています。

 

Feuerhand Nr.176eの相場は?

 

近年本当にヴィンテージランタンは高くなっています!

それも驚くほど2倍いや3倍以上になってたりします。

 

176eも状態がめちゃくちゃいい物だと7万以上からが交渉できるテーブルになってきます。

 

ただ錆びもあり状態が中の下ぐらいだと3万円台になってくるのでここらへんだと手の届きやすい価格帯になってきます。

 

僕は極力ヴィンテージランタンは上玉を狙うことをおすすめする!

 

高くなる要素として、状態やリフレクターの有り無し、そしてグローブが円柱かどうか、そしてグローブの色なども関係してきます!

 

なかにはデッドストック品なんかも出回っているのでここまでくると10万をこえてくるかのうせいがあります!(10万超えるんだったら176luが買えちゃいますwww)

 

どちらにしろ妥協はせずに自分が欲しい状態を買うのがBESTです!!

ただデッドストック品は手を出さなくてもいいんじゃないかな~っと個人的には思っています!(使いづらくなるwww)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

Feuerhandの中でもマッシュルームヘッドとよばれる176eは本当にカッコいい&渋いランタンです!!

 

是非購入できるランタンに出会ったときには一度手にしてみるとの良さに気づくと思いますよ♪

-キャンプギア(Main), ヴィンテージランタン
-,

© 2024 あめんぼブログ Powered by AFFINGER5