1億年ぶりに焚き火台を購入したのですが、今回ご紹介したいのがMAAGZの「RAPCA(ラプカ)」という焚き火台になります!
まず最初にこれを悩んでいる方がいるのだとしたら言わせてほしい!
それぐらい万能な焚き火台だと言える!
なぜこれが万能なのか?っという点の詳細については後程ご紹介するが、なかなかここまで計算された焚き火台は見つからないということです。
「組立」・「収納」・「調理」・「燃焼効率」・「デザイン」など焚き火台であると嬉しい能力がこのRAPCA(ラプカ)だとすべて合格点に達している!
恐らくこの焚き火台はあなたが「あんな焚き火台があったら・・・」という願望のどんな要素にも対応できると言っていい!
それぐらい計算しつくされた焚き火台なのだ!
ということで今回はMAAGZのRAPCA(ラプカ)の焚き火台を徹底レビューしたいと思います。
RAPCA(ラプカ)を徹底レビュー
まずRAPCA(ラプカ)のレビューについては後程ご紹介するが、その前にこのスペックについて触れておきたい!
こちらはもうご存知の通り「MAAGZ」が作っている焚き火台になります。
MAAGZはアート・WEB・建築など、いろいろな分野の作り手たちが一つとなって始まったアウトドアブランドと記載されていたが実際に使ってみてその通りだと思った!
良くあるのがデザインだけが良くて機能面あまり良くなかったりするが、RAPCA(ラプカ)の場合それは全然違う!
かなり計算しつくされている焚き火台だと分かった!
早速レビューを始める前にまずはスペックからご紹介していこう!
スペック
重量 | 1800g |
サイズ(組立時) | W380〜395mm x H345mm x D345〜350mm |
サイズ(収納時) | W353mm x H345mm x D13mm |
材質(本体) | ステンレス(SUS304) |
材質(ケース) | 帆布(倉敷帆布) |
耐荷重 | 10kg前後 |
内容物
内容物 | ・フレーム x 2 ・フレーム固定用ジョイント x 1 ・灰受けパネル x 2 ・ロストル x 1 ・専用ごとく x 2 ・収納ケース ・風防4枚(前後パネル x 2、左右パネル x 2) |
実はRAPCA(ラプカ)には2種類のタイプが販売されている!
違いとしては簡単で本体は一緒なのだが「風防付き」か「風防なし」かの違いだけです!
僕が今回購入したのは「風防付き」の方になります。
理由は簡単です!
風防セットを購入した理由!
・ユニフレームの「薪グリル」に代わる焚き火台が欲しかった!⇒暖かいし料理もできる
・かまど型になっている焚き火台が欲しかった!⇒冬に使うと暖かいから
・かまど型でも夏でも使える焚き火台がほしかった!⇒風防が取り外せる
・かまど型でも軽量の焚き火台が欲しかった!⇒持ち運びに便利
以上の点からRAPCA(ラプカ)でも風防セットを最初から狙っていた!
価格の差もありとなしでは数千円の違いなので最初から買っておいて損はない!
はてな
そもそもなんで薪グリルラージの代わりを探してたのか??
以前はユニフレームの薪グリルラージを好んで使っていたがソロキャンプでは少々嵩張ってしまったり、冬は暖かいが夏は逆に暑くてつかえなかったりと少々デメリット部分が気になっていたからです。
「重さ・収納時の大きさ・オールシーズン使いたい」の問題をクリアにしてくれたのがこのRAPCA(ラプカ)の風防セットだということだ!
組み立ててみた!
実際に届いてみて組み立ててみたが、最初は取説を見てやらないとなにがどのパーツか分からなかった。
ただ一度組み立ててしまえば2回目以降は見なくても感覚的に組み立てることが出来る!
それは早速組み立て方法を見ていこう!
1⃣ フレームを作る
まず基礎となるフレームから作っていく必要があります。
必要なのはたったのこれだけ!
これをまずフレームを作るのはめちゃくちゃ簡単です!
フレームにあるちょうどこの長方形の縦に開いてある差込口にジョイントの先端を差し込みます!
注意ポイント
⇒ここにジョイントを挿し込むときはジョイントの湾曲している方が上となります!
これを両方のフレームに挿し込んだらこのような形になります!
これで基礎フレームは完成です!
2⃣ 灰受けパネルをつける
次に灰受けパネルをつけるのですがこいったパーツになります!
この灰受けパネルには片方には切り込みがあるのでそこにもう一枚のパネルの凸になっている部分をはめ込みます!
そこで先ほど作ったフレームの上で広げてあげて、フレームの四隅に引っ掛ける部分があります。
そこにカチっと音が鳴ったらOKです!
これで灰受けパネルの完成です!
灰受けパネルは先ほどの溝に引っ掛かるようになるので斜めにしても落ちません。
3⃣ ロストルを設置する
次にロストルを設置します。
ロストルは四隅に置くだけの設置なので非常に簡単!
風防なしの場合はここで完成になります!
4⃣ 風防をつける
風防ありの場合だけここから風防をつけるようになります!
使うパーツはこれらです!
まずはこの長方形の形をしている風防からつけた方が簡単です!
これをフレームの手前と奥に取り付けるようになります!
風防にあるくぼみがちょうどフレームのところにはまるようになっているのですぐに分かります!
そしてもうひとつのパーツであるちょっと変わった台形のような風防を左右にとりつけます。
挿し込むところはこの最初に付けた奥のほうにある隙間に挿し込むような形です!
ここに挿し込んで、風防自体が少し湾曲するように差し込みます。
試しに4枚すべての風防をつけるとこんな形になります。
ポイント
本来ならば手前と奥両方にとりつけるのですが、僕の場合火を見たいので奥の方だけをつけて手前にはつけていません!
これで組み立ては全て完成となります!
大きい薪もガンガン入れられる!
焚き火台が完成したら気になるのがどのぐらいの大きさの薪がのせられるのか?
結論から言うと薪は40cm近くの長さまでは真横にして載せることが出来る!
基本的な薪は25~40cmあたりなのでほとんどの薪をきちんとくべることが出来ます!
さらに良かったポイントは、この手の軽量焚き火台の場合に薪を数本くべようとすると本体が揺れることが多いのだが、RAPCA(ラプカ)はそんなことが一切なかった!
脚が4つきちんとあるのと、灰受けがきちんとロックされているので安定感もあり全く揺れることがありませんでした!
薪がしっかりと載せられて尚且つ安全に楽しむことができるのだ!
ポイント
・薪は販売されているほとんどのサイズが対応可能!(40cmまでOK)
・大きな薪を使っても揺れることがなく安定している!
燃焼効率は群を抜いて最強!
RAPCA(ラプカ)の燃焼効率には本当に凄く驚いた!
まずこれを使ったときに広葉樹と呼ばれる火持ちの良い(逆に火付が悪い)薪を使ったのだが、燃焼効率がかなり良いので火付がかなり良かった!
さらに焚き火をしたときに薪の端っこが燃え尽きなくて残ってしまう経験ありませんか??
実際僕も別の焚き火台を使っていた場合にそういった経験はありましたが、それがあたりまえだったので気にもしていませんでしたが、RAPCA(ラプカ)は違います。
その優れた燃焼効率の秘密はこのロストルにある!
新鮮な空気が下から上にあがっていきやすいように穴が開いてあるからだ!
この穴が開いてある構造はよく目にするがこの焼肉屋さんの鉄板のような穴の開き方にポイントがあるのかもしれない!
燃焼効率が良いメリット
・薪の火付が良くなる!
・着火剤もたくさん使う必要がない!
・調理の時に火力が安定する!
今まで3~4種類ほど焚き火台を使ってきたがこのRAPCA(ラプカ)の焚き火台が断トツに群を抜いて燃焼効率が良かった!
調理をもしやすくて便利!
焚き火台で焚火を楽しむ以外に重要なことがあります。
それは、調理が出来るというポイントだ!
この焚き火台を選んだ理由として先ほど「かまど型」になっているからというお話をしましたが、2つ目は「調理」ができるという点だ!
そうこれには五徳が付いている!
フレームの両端に五徳を乗せるだけで鍋でもフライパンでもなんでも載せて調理することができるのだ!
焚き火も楽しめて調理も楽しめる!
しかもこの五徳はフレームに載せてあるだけなのでどんなサイズの鍋やフライパンでもこの五徳の位置を調整することで対応することができるのだ!
そして実はオプションパーツで五徳を買っていたのだが使うことはなかった!
付属の五徳パーツだけで十分ことは足りる!
ただひとつデメリットとして、フライパンを五徳に載せる時にちょっとぶつかるとコロコロと転がったり落ちたりしてしまうので、それが嫌な場合にはオプションで五徳を買ってみると良い!
最初はオプションパーツなしでも全然調理に使える!
ポイント
・付属で五徳が付いているのでオプションを買う必要はない!
・付属の五徳は転がりやすいのが弱点!
簡単に灰を捨てられる!
焚き火が終わった後に灰を捨てる工程が出てくるのだが、たまにこんな経験はないだろうか?
灰捨て場までちょっと距離があるときに焚き火台が重くて持って行くのが大変だった…
RAPCA(ラプカ)の場合の結論を言うと「軽いのでめちゃくちゃ楽だった」です!そもそも重さが1.8kgしかないので女性でもラクラク運べてしまう!
運ぶときには左右のフレームを持って運ぶことができます!
また風防があったおかげで歩いて運んでるときに灰が風にあたって舞うこともなかった!
ただ一つデメリットは風防を付けたまま灰を捨てるのはちょっと手間がかかるので左右の風防を捨てる直前に取った方が左右どちらかの溝から簡単に捨てることが出来る!
参考:MAAGZ
ポイント
・灰捨て場までは風防ありだと灰が舞わない!
・灰捨て場に着いたら風防を取って簡単に捨てることができる!
・焚き火台本体が軽いので簡単に運べる!
どんなスタイルにも合うデザイン!
僕は夏はパップテントで冬はテンティピのティピーテントを使っているだが、どちらかというとパップテントはそれなりに道具が選ばれてしまう傾向がある。
ただ実際にRAPCA(ラプカ)を使ってみて分かったのが、この焚き火台はどんなスタイルにも馴染むことができる素晴らしデザインだということ!
最初パップテントにこのデザイン合うかな~って思っていたが、むしろ使ってみて凄くカッコ良かった!
RAPCA(ラプカ)にはそもそも無骨さのある焚き火台としての要素もあるのでパップテントに合わないはずがなかったのだ!
同じくファミリーキャンプの方にもおすすめできると自信を持っていえる!
要するにソロキャンプだろうが、ファミリーキャンプだろうがどんなスタイルやテントにも合うということだ!
収納性とアフターサービス
RAPCA(ラプカ)の素晴らしさが大体伝わったと思いますが、最後に収納性について触れておきたい!
そもそもこのRAPCA(ラプカ)には専用のケースがついていてそれがめちゃくちゃコンパクトなのだ!
こんな感じの書類を入れておくような帆布生地に収納することができる!
この状態で持ってみた感じは少々重く感じたが、組み立てて使ってみた重量では軽く感じる!なんとも不思議な焚き火台!
専用ケースに入れておけばパーツを失くす心配がないのも嬉しい!
それでもパーツをうっかり失くしてしまう場合もあるかと思いますがそこは安心してほしい!
なぜならMAAGZでは交換用のパーツが販売されているからだ!
特にジョイントパーツは細くて小さいので無くしやすが、これを無くした場合に焚き火台ごと買い直しではなくジョイントパーツだけを購入できるのがありがたい!
そしてオプションパーツも豊富なので好きな五徳や網焼き、鉄板も選ぶことが出来るので是非一度見てもらいたい!
長く使う焚き火台として今後活躍してくれそうです!
RAPCA(ラプカ)焚き火台 まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はMAAGZのRAPCA(ラプカ)のご紹介をしました!
焚き火台として欲しい要素が全て取り込まれている焚き火台はそうそうありません。
また長く使えるようにパーツが販売されているのもユーザーにとってはありがたいポイントです。
今後はこのRAPCA(ラプカ)の焚き火台でいろいろなところへキャンプに行きたいと思いました♪是非皆さんも使ってみてはいかがでしょうか?