キャンプギア(Main) ヴィンテージランタン

【Optimus 8R】超男前でカッコ良すぎてやばい!使い方も解説するぞ!

 

皆さん箱ストって知ってますか??

箱型のストーブのことになるのですが、これが結構大きな沼なんですよね・・・

 

僕は知ってはいましたが今までスルーしていました。というのもかなり深い沼なのではないかと。

 

今となってはスルーしていた自分を過去に戻ってぶん殴りたい!ww

 

それぐらい箱ストには魅力が詰まっています!

魅力がある・・・いやそれ以上に凄く使っていて楽しい!

 

ストーブやバーナーで主流の道具だと、アルスト(アルコールストーブ)とかガスバーナーがありますがそれよりも断然箱ストが超面白い!

 

箱ストには今まで使っていた火器系(バーナー)を凌駕するロマンがあったんですよ!

 

使っていてこれほどまでに楽しいと思えたストーブに巡り合えたことに凄く幸せなぐらいです!

 

今回はOptimus(オプティマス)の8Rの中でも初期型についてご紹介したいと思います!

 

きっとこれを読み終わったらその魅力にとりつかれていること間違いなしですぞ♪

 

 

 

Optimus 8R これが箱ストの魅力だ!

 

さてさて今回は題名の通り「Optimus」の8Rの中でも初期型をご紹介したいと思う!

 

そもそもこのOptimusを一度は聞いたことあると思います!

中でもスベアとかは結構有名で知っている方も多いんじゃないでしょうか?

 

 

アウトドアショップでも結構お高い金額で売られているこちらですね!

 

スベアもかなり魅力的な道具であることは間違いない!

だがしかし今回は8Rだ!

 

この8Rのような箱型のストーブの事を通称「箱スト」と呼ばれています!

 

確かにお弁当箱のような箱型の形をしています!

でもそこが他のストーブにはない魅力なのではないでしょうか??

 

スペック

製造国 スウェーデン
製造年代(初期型) 1960年代
素材 真鍮・スチール
サイズ(収納時) W130mm*D135mm*H82mm
重量 約720g
使用燃料 ホワイトガソリン

 

製造年については今から約60年ほど前の個体となりますが、今回はかなり極上品を手に入れられたと思います。

 

まずOptimusのエンボス加工がきちんと綺麗に残っていたからです。

他にも塗装がきちんと残っていたりもしたので恐らくデッドストックに近い品だったのかなと推測しました。

 

あとこのスペック上から分かるのはストーブの中でも小型の部類に入るというところです!

 

小型のメリット

・小型なのでパッキンがしやすい!

・一人分の食料を焼いたり煮たりするのにはベストサイズ!

・ソロテーブルにも置きやすいサイズ!

 

ファミリーで使うには少々不満がでるサイズかもしれませんが、ソロで使う分にはベストサイズでした!

 

また使用燃料は他に使っている方を見ると赤ガスでも使えるようですが、やはり長く使う&安全に使うにはホワイトガソリンが一番かと思います。

 

コーヒーを飲むだけで至福の時間

 

Optimus 8Rで飲むコーヒーの時間は最高でした!

ただコーヒーを飲むだけならガスバーナーやアルストでもことは足りるのですが、箱ストはコーヒーを飲むまでの工程が凄く楽しい!

 

キャンプは時間がゆっくり流れるから工程を楽しめるようになると最高だぞ!

 

火を付けたときにただボーっとバーナーから立ち上がる炎を見ているだけでもかなり絵になります。

 

 

ずっとアルストを使っていた僕はゆっくりお湯を沸かしていましたが、やっぱりストーブになるとお湯が沸くのが早かったですね!

 

もう少しこの炎でお湯が温められる時間を楽しみたいと思いました!

 

 

このストーブで淹れたコーヒーは格別だったな~

 

ここでは実際に使いた方も合わせてご紹介したいと思います!

使い方は凄く簡単なので初めての方でもすぐに使いこなせる工程です!

 

1⃣ プレヒートする

 

このOptimus 8Rは自動加圧なのでポンピングする必要がありません。

 

ミニポンプは必要なのか?

Optimus 8Rに対応しているミニポンプというのが入手可能です。そこで自動加圧なのにミニポンプは必要なのか?というポイントなのですが、僕個人の意見では「暖かい気温の場合では必要ないが、寒い時期にはあると便利」だと思っています。

そもそもOptimusのキャップには安全弁が付いているので仮にタンク内の圧力が上がり過ぎた場合には外に放出される安全弁がついています。

ですがこのミニポンプの場合外から内へと圧力をかけるようになるので万が一タンク内の圧力が上がり過ぎた場合でも放出ができなく、最悪の場合破裂する危険性があります。

ただ、寒い時期のタンク内圧が上がりにくい場合は使うといった使い分けで良いのではないかと思います。

 

そもそもどうやって自動加圧されているのかと言うと、プレヒートされたときに本体が温められてその熱によってタンクに圧力がかかり燃料が放出されるという仕組みです!

 

それでは早速プレヒートをするためにまずはヘッドの下についている受け皿にアルストで使っていた燃料用アルコールを注ぎます。

 

 

その後火を付けてプレヒートをします!

この時よくあるフューエルボトルでは狭くて注ぎにくいので僕の場合こういった先の細長いノズルのついたフューエルボトルにアルコールを入れて注ぐようにしています!

 

 

こちらは「風街道具店」で販売されているプレヒート用ボトルです。

ノズルが長くなっているので狭くて手の届きにくいところでも簡単に注げるようになっています。

 

ポイント

このままのボトルの状態だと中に入っている金属がまっすぐなので傾けるとそそげませんが、僕はタンク内にある金属を注ぎ口と同じ方向に曲げています。これによってプレヒート用ボトルを傾けても注げるようになります。

 

2⃣ ベークライトハンドルを回す

プレヒート用の燃料が消えそうな時にハンドルを回して燃料を出します!

もうこれだけで火が付きます!

 

とても簡単なので初めての方でも特に不安なく操作が出来ますよ♪

 

この工程が凄く火を操っている感覚になるので凄く楽しくてこれだけでも8Rをおすすめできる理由です!

 

8R初期型は最高傑作である!

 

今回ご紹介するOptimus 8Rの初期型になります。

初期型とそれ以降のモデルではかなりモデルチェンジがされている印象がありました。

 

なぜ今回初期型を手に入れたかったのかと言うと、僕個人的な感想でいうと「初期型は他のモデルと比べて精巧に作られているストーブ」だと思ったからです!

 

初期型以降が別に悪いというわけではないのですが、初期型に比べてコストカットを大幅にしているなという印象があります。

 

1⃣ 初期型にはヘッドロックがある

 

この初期型以降のセカンドからついていないポイントのひとつは「ヘッドロック」の部分です。

 

セカンド以降についてはこのヘッドロックがついていません。

正直ついていなくてもと思われるかもしれませんが、やはりバーナーを収納したときにしっかりとロックできるのは重要だと思います!

 

収納したあと運搬時に揺れて小刻みにでもバーナー本体が動いてしまうと部品に少なからずストレスがかかるからです。

 

2⃣ 初期型にあるOptimusのエンボス加工

 

初期型にはこの箱の中央に大きく筆記体の「Optimus」がエンボス加工されています!

 

セカンド以降についてはこのOptimusのエンボス加工がなくなってしまい「8R」だけのエンボス加工だったり、もっと先になるとエンボス加工すらなくなってしまいシールだけになります。

 

またこの箱表面だけを見ると塗装についても少々薄くなっていった感じもしますが、最終形態のHUNTERについては塗装にお金がかかっている感じがしました。

 

ただやっぱりこの8R初期型が箱のカッコ良さや豪華さが一番です!

 

3⃣ 初期型のハンドルに文字が入っている

 

こちらのハンドルを「ベークライトハンドル」と言います!

 

こちらの初期型モデルだと「OPTIMUS」や「MADE IN SWEDEN」の文字が入っていますが、後期以降だとこの文字が消えてしまいます。

 

ここもコストカットされるのはちょっと残念ですよね(泣)

 

最終形態のHUNTERになるとこのベークライトハンドルが完全に金属だけになってしまします。

 

この点でも初期型がいかにコストをかけていたのかが分かりますね!

 

クリーニングニードルが付いている!

8Rの前にNo.8というモデルがあるのですが、それにはついていない機能があります!

 

それは「クリーニングニードル」が備わっているのでいつでも使う前や後に簡単に掃除が出来るということです!

 

なんでクリーニングが必要なのか?

バーナーは使うたびに燃料に含まれている不純物の燃えカスがニップルの穴をふさいで火力が弱まってしまいます。なのでクリーニングが必要になります!

 

これを防ぐために定期的に掃除が必要になるのですが、この8Rの初期型だとべーくハンドルを開ききったあともう一度回すとニードルが出てきます。

 

ニードルが出てない状態

ニードルが出ている状態

 

これを出したりしまったりすることで燃えカスを取り除くことができます!

 

これを使う前や使った後にやっておくだけで次使う時に火力が弱まることなく使うことができるようになります!

 

8Rの弱点はこれだった!

 

使っていて分かったのがやっぱり8Rはとにかく「風」に弱いです!

 

使用中に少しの風が吹いてもかなり炎があおられてお湯を沸かす時間が長くなってしまうし、燃料も無駄になってしまうので風防は必須です!

 

今回僕が使っている&おすすめしたいのが「ヤフオク」で販売されている、8Rに使える真鍮製の風防!

 

 

この真鍮製の風防がまたピカピカ光って良い感じ!売主さんが手作りで作っているようです!

 

この風防の良い所

・真鍮製で見た目がカッコイイ!

・風防をつけたまま蓋を閉めることができる!

・真鍮製なので磨けばピカピカになる!

・ハンドメイドなので世界に一つだけの風防!

・値段もお手頃!

 

まず見た目がこのようにかなりカッコいいです!

 

 

しかもその上この風防をつけたまま蓋を閉められるのも良い!

毎回取り外すことがないのでとにかく便利な風防です!

 

いろんなブログでも紹介されているようで、欠品になることも多々あるようです!

もし気になったら値段もお手頃価格なので是非使ってみてください!

 

ヤフオク 真鍮風防

 

Optimus 8R まとめ

いかがでしたでしょうか?

Optimus 8Rを一度使うとその操作性の魅力にはまってしまうこと間違いなしです!

 

今後はアルストとこの8Rをメインにキャンプで使っていこうと思います。

 

また箱ストは最近かなり高騰している傾向があるので気になったら早めに入手しておくことをおすすめします!

 

是非箱ストを持って新たなキャンプスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか?

-キャンプギア(Main), ヴィンテージランタン
-, , ,

© 2024 あめんぼブログ Powered by AFFINGER5