今年はこれで最後にしよう!最後にしようと思うと欲しかったランタンが舞い込んでくるのですが今回はかなり驚いてます!!
というのも今キャンプブームからビンテージランタンを購入したり検討したりする方も多いかと思います。
特にここ最近Feuerhandの75Atomなどの小さいランタンとかは凄い人気ですよね!!
僕も75Atomのランタンは今でも一軍で使っていますしあのサイズがなんとも可愛くて気に入っています!!
ですが今回ご紹介したいのは75Atomと同じサイズで超が付くほどレアなランタンである「Hasag orkan Nr.222」をご紹介したいと思います。
ということで今回は超入手困難の「Hasag orkan Nr.222」をご紹介したいと思います♪
ORKANシリーズについて
今回はHASAGのORKAN Nr.222をご紹介しますが、ちょっとその前にこのHASAGについてもちょっと触れておきたいと思います!
そもそもHASAGはオイルランタンでは結構有名な会社なのですが、HASAGなのかBATなのかMEWAなのか分からない方も多いかと思います。
確かに僕もかなり深く詳しいことは過去の文献が見つかりづらいことから分かりませんが、ブランドの継承による名前の変更というのが最も近いところのようです!!
そして、このORKANシリーズはHASAGの独立開発から生まれたランタンなので正真正銘の混じりっけのないHASAGの完全オリジナルランタンということです。
ただこのORKANシリーズには並行してBATのORKANも作られています!!
BATのランタンは結構知っている方も多いかと思いますが、このBATからも出ていたので「BAT ORKAN」と「HASAG ORKAN」の計2種類が作られていたことになります。
このBAT ORKANでも「666」「777」「888」とあり、HASAGも「222」「333」「444」と作られています!
HASAG | BAT | |
小サイズのモデル | 222 | 666 |
中サイズのモデル | 333 | 777 |
大サイズのモデル | 444 | 888 |
この中でもBATの「666」「777」「888」はまだ比較的手に入りやすいかと思いますが、HASAGはどのサイズのモデルでもかなり入手困難となっています。
今回はその中のひとつであるHASAGの最小モデル「222」のご紹介になります!!
HASAG ORKAN Nr.222
ここからはHASAG ORKAN Nr.222を徹底的にレビューしていきたいと思います!
まずはランタンを見てみよう!
ではまず本体のタンク周りから見てみましょう!
本当にこれがあのHASAG ORKAN Nr.222なのかをチェック!
正面左側をみるとあのORKANの文字がエンボス加工されています!!
そして右側にはあの「222」の文字が・・・
素晴らしい!!そして正面のタンクキャップにもきちんと「HASAG」の文字が入っています!
なかなか社名がきちんと入っているタンクキャップはあまり見ないのでこれもまた嬉しいポイントですね♪
サイズはあのランタンと同じ!?
HASAG ORKANを手に入れたあと「222」はやっぱり最高のサイズ感だと思いました!!
やっぱり小さいランタンは使い勝手が良くて程よく明るいのでソロキャンプで焚火との相性は抜群なんです♪
それで小さいのは分かったけどどのぐらい小さいんだよ!?っという疑問が出てくるかと思いますが、あのFeuerhandの75Atomとまったく同じサイズになります!!
そもそもサイズが同じというのには理由があります。当時(1937~1939年)このサイズのランタンを作るには75ATOMが作られていた同じ工場でないと作ることが出来なかったからです!!
でもこれを並べて見たときに、恐らく同じ工場でなかったらここまで細部まで行き届いたデザインや設計はできなかったんじゃないのかなと思います。
今回75Atomの方はレッドグローブなのでもちろん暗いですが、「222」の方はクリアグローブなのでめちゃくちゃ明るい!!ちなみにこのORKANシリーズにはカラーグローブは無いようです。
でもこの小ささでこの明るさなら大満足のランタンです!!
グローブガードがカッコイイ!
まずこのORKANで一番目を引くのがこのグローブガードじゃないでしょうか??
この上から差し込むタイプのホットブラストランタンのような感じがしますよね!僕の中ではFeuerhandの201を彷彿とさせるような見た目だと思いました!!
でもこのタイプのグローブガードは本当にカッコいいですよね!!渋いというか・・・とにかく見た目が個性的すぎる!!
しかもこれがあることによって倒したりぶつかった場合のグローブの割れを防ぐことが出来るので機能的にも優れている設計だと思います。
そして、このORKANのグローブもオリジナルグローブなので貴重だから割れたら大変・・・
ここまで綺麗にORKANと印刷が残っているのも珍しいかと思います。そして裏面にも綺麗にプリントが残っています。こちらはFROWOとHASAGのサプライヤーの会社だったところの「indifferent」のロゴが入っています。
そして、このランタンガードはとても簡単に取り外しが可能で上に持ち上げるだけで取り外すことが出来ます!!
そして下にしっかりとはめ込めるとグラグラ落ちるということもないので非常に安心してグローブを守ることが出来ます!
ただそれにしてもこのサイズでこのランタンガードは本当にカッコいいです!!
使い方もいたって簡単!
このランタン見た目が個性的なので使い方もちょっと癖があるのではないのかな??っと思っていましたが全然シンプルな構造になっていました!!
良く皆さんが持っているFeuerhand276とかと全く同じです!!
まずは先ほどご紹介しましたランタンガードを最初に外します。
そのあとグローブが上部とフックでしっかりとくっついているのでこれを手前に倒してグローブを取り外します。
これがあることで上部のパーツと一体化しているんですね!!これもまたいいデザイン♪
そしてFeuerhand276と同様本体を上に引いてあげると・・・
このようにバラバラにすることが出来ます。
ここで更に面白かったのがバーナーの部分です!!
これがまた面白い形をしている・・・こういう昔に作られている機能的な造形美が大好きです!!他のランタンではなかなか同じ形はないんではないでしょうか??
ちなみにこの芯は75ATOMと同様に2分芯を使っています!!
これで分解の仕方は終わりですが、実際に火をつける時は単純に本体上部を上に引いてあげて・・・
隙間から火を入れるだけなのでとても簡単な構造になっています。75ATOMの場合はレバーがありますがこちらは手動で上に持ち上げるだけです。
めちゃくちゃカッコいいデザイン!
機能面やサイズ感などいろいろありますが、なによりもやっぱりこの見た目がカッコ良すぎませんか???
今回は秋の紅葉と森の中で何枚も写真を撮ってみましたのでご紹介したいと思います!!
秋と言ったら紅葉なので一緒に撮影してみましたがこうやって写真を撮ると映えるな~
そしてお次は森の中でも撮ってみましたがやっぱり「222」は森の中の方が似合うのかもしれません!!
これめちゃくちゃカッコ良くないですか??このランタンの渋くてどこか怖い部分が森のホラーっぽさを少し出しているようにも見えます!
そして最後に番外編になりますが、やっぱりビンテージランタンは歴史の流れとともに生きているということを表現するのに川で撮ってみることにしました!!
川の水が時の流れを表現されていて、それでも石の上に立っているところがこのランタンの権威を表現できたんじゃないかな!?
そして最後にはやっぱり灯している写真じゃないと締まりませんね!!
いろいろランタンを収集してきたけど今このランタンが1位に入るほどのカッコ良さと美しさを持っているのは間違いありません!!
HASAG ORKAN Nr.222 まとめ
いかがでしたでしょうか??
今回はHASAG ORKAN Nr.222をご紹介いたしました!!
小さいけれど個性的で男らしさもある見た目がとても気に入っています!
そして、今後も貴重なランタンのひとつであることは間違いないでしょう!
今後は別のシリーズも入手することができたらご紹介していきたいと思います。