ヴィンテージランタン

【W.E Teale】100年前の266Type4に酔いしれるレビュー!

 

マイナーズランプに完全にハマってしまったブログ主です!ww

 

最近はランタンの中でも炭鉱現場で使われていたマイナーズランプにものすごく興味が湧いています!

 

ランタンの中でもかなりマニアックな部分にはなりますが、調べていくうちに「なるほどだからこういう形なのか!」や「こういった事故の背景があったのか!」などなど関心する部分や歴史に触れることができます!

 

みなさんもマイナーズランプを一度は見たことがあるとは思いますが、その見たことあるランプは実はごく一部分です!

 

マイナーズランプには時代背景と改良が重ねられることでデザインがガラッと変わります!

 

なので種類もたくさんあるんですよね!

今回はそのひとつでもある「W.E Teale Swinton」をご紹介したいと思います!

 

これを読むとヴィンテージランプの虜になるかもしれないので注意してください。

 

 

 

W.E. TEALE & Co. Swinton

マイナーズランプはやはりイギリスで作られたものがたくさんあります!

 

今回はその中でも「W.E. Teale」というランプをご紹介したいと思います。正式名で言うと「W.E. Teale & Co Swinton」です。

この「SWINTON」の部分は面白いのが地名だということです!

 

ランプの名前に地名が入っているのはなかなか珍しいです。

過去ランタンに名前が入っていたのを考えるとかなり新しいランタンですが「カールスクローナ」も地名が名前に入っていますね!

 

 

カールスクローナのランタンは新しい現代のランタンです!

 

そして今回の舞台はイギリスのランカシャー州(イングランドの北西部)にあるスウィントンです!

 

 

W.E. Teale

このランタンは「W.E. Teale」(William Edward Teale)によって作られました!

ただ詳しい情報がほとんどないので人物の写真やそのほか細かい詳細については調べきれませんでした。

 

やっぱり過去の文献をネット調べるには限界があります・・・ぐぬぬ・・・

ただ分かることは昔のランプには人物の名前が使われていることが多いということです!

 

【W.E. Teale & Co】

設立年1873年5月
有限会社設立1912年
製品マイナーズランプ、アセチレンランプなど

 

分かることはSwintonの町で作られていたことや所縁があったということでしょう。

 

この時系列の中で実はW.E. Tealeがディレクターの地位から外されたという情報がありました。それは1889年10月29日のことになるがこの時点でランプを作る第一線ではなかったのではないか・・・っとなると有限会社設立時にはすでにTealeの名前ではあるが本人が作ったランプというわけではなさそうです。

 

そこで重要になるのが「Joseph Prestwich」という人物でこちらが製造の主導権を握っていたとあり、実際その後もJoseph Prestwichが1890年代から現在までも原型が変わっていないのは技術が高かったというのが分かります。

 

266 Type4は美術品のような完成度!

 

今回W.E Tealeが作った266Type4のご紹介になります!

このランプ見ているだけでもかなり雰囲気のあるマイナーズランプです。

 

それに100年以上も前のランプですが作りが凄く繊細で驚きました!

この266Type4の詳細についてはここから順番にその魅力をお伝えしていきたいと思っています♪

 

これがヴィンテージランタンのいいところなんだよね!

 

Type4にも数種類ある!

今回ご紹介するW.E. Tealeの中でもType4についてご紹介します!

このType4でも数種類ある中のひとつなので実際にはType4の中でもあと何種類あるのかは分かりません。

 

ただ分かるのはType1~Type6まで存在しているということ!

これは集めがいのあるランプですよね!

 

このタイプの確認はランプのボンネットの部分にプレートが付いています!

ここにちょうど真ん中部分に「No4」と書かれているのが分かります!

 

 

これがType4だということが分かりますね!

その他にも「W.E TEALE & CO SWINTON」とも書かれているのが分かります。

 

ランタンにプレートが付いているのはマイナーズランタンならではと言えます!

 

他のランタンだとプレートではないですが、タンクにエンボス加工が付いています!

 

 

ただマイナーズランプの場合だと使用するのが一般家庭とかではなく炭鉱現場なので普通のランタンの素材や厚みだとすぐに凹んでしまいます。そこでマイナーズランプだと素材が真鍮でもかなり分厚く作られていたり、ボンネットも強度の高い鋼素材が使われています。

 

強度の強い鋼素材にエンボス加工ができないのでプレートを付けているんだね!

 

参考

マイナーズランプでは炭鉱現場で使われていたが故にプレートが取れてしまっている場合もあります。やはりプレート付きで綺麗な状態のランプは高値で取引されているようです!

 

100年の歴史があるランプ!

こちらのType4は詳しい製造年の記載がありませんでした!

一般的なマイナーズランプの場合多くの物がバーナー下にある真鍮素材に刻印されています。

 

 

ダビデマークの隣に「79」とあるので「1979年」に作られたと思っていたのですが、このランプに限ってはその79は年代ではないようです。確認を取ってみると実際にはこのランプType4が作られたのは「1920年」だったということです!

 

確かにType4以降のType6もあって1979年なのは年代的にも一致してない感じがしますもんね!!とはいえ100年も前なのでアンティークランプということです!

 

そして同じく真鍮に年代とは違いますが、恐らくロット番号のようなものも書かれています!

 

 

詳しい詳細は不明でしたが、恐らくロット番号として222が付けられているのでしょう。もしそうだとしたらぞろ目でかなりレアな品ものなのかもしれません。

 

バーナーはセラミック製で出来ている!

普通のハリケーンランタンと違ってこの部分が面白かったのが「バーナー」の部分です!

 

なんとこのランプでは「セラミック」が使われているんです!

これ実はマイナーズランプには数は多くではありませんがたまに見かける作りなんです。

 

 

中にはここに文字や模様が書かれているランプもあります!

 

この真ん中に開いている部分が芯を調整するための穴になります。

これもまたハリケーンランタンとは違う楽しさがあるところですよね!

 

 

セラミックが白なので点灯しているときも気持ち明るさが増してるような感じもしますね。

 

セラミックの形もヴィンテージ感があって僕はかなり大好きです!

どちらにしても凄く雰囲気が出ていますよね!

 

リベットロックがなかなか面白い!

マイナーズランプの中でも代表的な特徴なのがこの「ロック機構」です!

 

当時炭鉱現場では火を使うことがとても重大な爆発事故を招いてしまう原因でした。火を付ける時にもランプルームという部屋でのみ火を付けることが許されているほどです!よって炭鉱現場の途中で火が消えたとしても再着火することは許されていませんでした。このランプ自体を分解する事すらも許されていなかったわけです!

 

しかし万が一ということもあってランプに鍵をつけていたんです!このロック機構にもマグネットを使った仕組みもありますし、単純に鍵をしているものもありました。

 

こちらの266Type4の場合だとこれは磁石を使った機構ではないですが、ロックをするための穴がリムに開いてあります。

 

 

丁度下の穴がタンクと一体化していて、上の方は別に穴が開いているリードロックがあります。

 

 

この穴が一直線になったところにロックを付けていたことになります!

 

当時はそれだけ重大事故があったのでこのぐらい厳重な扱いになっていたようです!

またこのロック機構の仕組みはランタンごとに全然違ったりもするのでこれがまたマイナーズランプの面白いところでもあります。

 

266Type4は使い方は簡単!

 

マイナーズランプはランプの仕組みによって点火の方法や使い方が結構違っていたりします。

 

変わっている物だと「電気で着火」させるものもあります!(これも事故を防ぐための仕組み)

それ以外にもなかなか面白い仕組みをしているランプもありますね!

 

ただこの266Type4に限ってはマイナーズランプの中でも「マルソーランプ」と呼ばれる種類に入るもので高い評価をされていて使い方も簡単になっています!

 

マルソーランプは多くのメーカーが作った青写真とも呼ばれていますね!

 

それではまず266Type4を分解しながら使い方も説明します!

 

使い方は凄く簡単!

 

まずこのバーナー部分についているロックを取り外さないと中に燃料を入れられない仕組みになっています。

 

というのもなぜこんな仕組みなのかには理由があると思います。

それは転倒時による燃料の漏れを防いで外に裸火を出さないためです!

 

燃料が漏れたらそれを伝って火が外に逃げてしまう可能性があります(重大事故が起こる)

それを防ぐためにもこのロックが付けられています。

 

外し方は簡単で回すだけで取り外せるようになっています。

 

 

こんな感じで取り外すとバーナー部分も取れるようになっているのでその隙間から燃料を入れましょう!

 

ココがポイント

この時じょうごがあると簡単に燃料を入れられるのでできれば用意しておくことをおすすめします!

 

これで後は火を付けるだけで使えます!

とっても簡単だよね!

 

あと火の調整はタンクの底にあるレバーを使ってバーナーから出ている棒を芯に当てながら上げ下げするようになります。

 

 

最初は難しいかもしれないけど慣れると目を閉じたままでも感覚で上げ下げできるようになります!

 

注意

本体を持ち上げる時かなり本体自体が熱くなっているのでグローブをするか、熱くない部分をあらかじめ確認をしておきましょう!

 

ボンネットの中にはガーゼが!

折角なのでこのランプを分解してみようかと思います!

まずタンクをはずしたあとグローブを取り外します。これがまたマイナーズランプ特有なんです!

 

 

めちゃくちゃ分厚いガラスしていますよね!

もちろん頑丈に作られているのもありますが、その理由はやはり裸火が外にでないようにしているためでしょう!

 

それにしてもこの分厚さは他のランタンでは考えられないですよね!

 

次にボンネットの中ですがこのように網状のガーゼが入っています。

 

 

これもまたマイナーズランプならではの発明なんですよね!

この網はなんのために入っているのかというと、これも同じように裸火を外に出さないためになっているんです。

 

発火ガスは外から中に入っても、火は中から外に出ないような仕組みになっています!

 

 

これが100年以上も前から考えて作られていたのだと思うとやっぱり昔の人は頭がいいな~って思いますよね!

 

ただこの網状のガーゼだけでは強度が保たれないので上にボンネットが付けられているわけです!これが先ほど少し出てきましたが「マルソーランプ」という作りなんです!

 

マルソーランプをさらに詳しく

マルソーランプは1882年にフランスの鉱山技師であるJean Marsautが採用した仕組みです。内部のガーゼを守るためにさらに強度のある素材のボンネットを使用するランプです。

 

このランプはタンク・バーナー・グローブ・ガーゼだけで構成されているので凄くシンプルな作りです!

 

 

ただこれはシンプルがゆえにかなり考えられてつくられた形となっています!

 

ここまで行きつくまでにも相当の努力と苦悩があったと思います。

これを見ているだけでも歴史を感じることができますね!

 

使ってみると凄く歴史を感じる!

 

炭鉱現場で使われていたランプではありますが、現代のキャンプでも全然使うことができます!

 

実際に使っているときも凄く雰囲気があったし最高でしたね!

 

 

ちょっと缶つまが邪魔!!www

ですが、チーズを食べながらウィスキー飲んで、100年以上も前のランプを見つめる・・・

 

炭鉱現場で体を汚しながら、命を懸けながらも使われていたランプが目の前にあるのは凄く感慨深いです!

 

266Type4 まとめ

いかがでしたでしょうか?

マイナーズランプは戦時中に使われていたランプとは違って、雰囲気もデザインも全然違います!

 

またハリケーンランタンと違って様々な形のランプもたくさんあるので凄く面白いランプです。

 

今後もどんどん集めていく予定ですので是非また読んでもらえると嬉しいです!

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